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 ピロリ菌検査

ピロリ菌とは?

ヘリコバクタ・ピロリという胃の粘膜に生息するらせん形の細菌のことです
一度感染すると、治療(除菌)しない限り胃の中に棲み続けることがほとんどです

ピロリ菌はいつ、どのような経路で胃の中に入るのでしょうか?

ピロリ菌はほとんど幼児期に感染するといわれています
幼児期の胃の中は酸度が弱いためピロリ菌が感染しやすい環境にあります(胃酸はPH1~2程度の強酸ですがピロリ菌は自分が出す物質で胃酸を中和して自分の周りをPH6~7に保って棲みついています)
どのような経路で感染するかははっきりしたことは解明されていません
井戸水などの生水や、感染者から子供への食べ物の口移しなどではないかと言われています
上下水道など生活環境が整備された現代日本では生水からの感染はほとんどないといわれています

予防方法は?

今のところよくわかっていませんので、感染が確認されたら除菌することが大切です

検査方法

当院では初めてピロリ菌の検査をする方は血液検査でピロリ菌抗体を、除菌療法が終了した方は検査用の薬を飲んで一定時間後に吐き出した呼気の中のある成分を見て除菌できたどうかを調べる尿素呼気テストでチェックします
*内視鏡検査か造影(バリウム)検査で胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎などと診断された方が対象です

除菌方法とは?

一種類の胃酸を抑える薬(PPI)と二種類の抗菌薬(AMPCとCAM)の3剤を1日2回7日間服用する治療法です
最近の報告では正しく服用すれば除菌成功率は90%以上といわれています
これを1次除菌といいます
これで除菌できなかった場合は2次除菌といって抗菌剤の1種類を変えて服用します
これでほとんどの人は除菌できるとされています

ヘリコバクターピロリー菌除菌療法に関して

ヘリコバクターピロリー菌がいるかいないかは血液や尿中の抗体を調べる方法、尿素呼気試験、便中の抗原を調べる方法、内視鏡生検検査で調べる方法などがあります。

当院では除菌する前は血液検査でその存在を調べ、除菌が終わった後、
菌が消えたかどうかは尿素呼気試験で調べています。
実際の除菌はプロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌を抑える薬)と2種類の抗生物質を
7日間服用するだけです。これで約8割以上の人が除菌に成功します。
除菌できなかった人は一回目の抗生物質を一種類だけ変えてもう一度除菌を試みることができます。
これでかなり除菌成功率が上昇します。

*除菌を開始する前に胃カメラの検査が必要です。